うつ病で失った自信を取り戻して転職活動に立ち向かう方法

うつ病などのメンタル疾患で退職をした場合、「自分なんて…次の職場でも上手くやっていけるわけがない」「また退職することになってしまうかも…」などと、自信喪失状態にに陥ってしまうことがあります。

そうした状態で転職活動を開始した場合、自分のことを過小評価しすぎてしまい、希望条件があまりに低いところへ転職してしまったりすることがあります。

実際、私が産業医として面談をした社員さんの中にも、課長職であったにも関わらずうつ病で休職し、ひそかに転職活動をしていて「年収が現在の6割程度」の会社へ転職しようとされていた方がおられました。

私としましては、「まだ病状が十分に快復しておらず、転職するまでの体力がない状態です。このまま転職しても再休職する可能性があります。もう少し休んでみてからどうするか考えませんか?」と提案して転職を踏みとどまり、現在は元の職場で元気に働いています。

やはり体調が優れない時は、判断力が鈍ったり、上手く物事を考えられないということがあります。逆を言えば、病状の快復ととともに、自信や体力が戻ってくる可能性があるわけです。そのため、「まずはしっかり療養し、快復を待つ」というのが失った自信を取り戻す近道だと思います。

その上で、「毎日同じような時間帯に寝たり、起きたりすることができる」「毎朝、最寄り駅まで行くことができる」「電車に乗れるようになった」「昼寝をせずに一日過ごすことができるようになった」…などなど、体調の快復を実感できるようになると思います。

病状悪化が見られている際は、「このままずっと自分は働けないままなんじゃないだろうか…」と悩んでしまうかもしれません。ですが、徐々に体調が快復するにつれ、「そろそろ働いてみようかな」と思える時がくるはずです。その時から転職活動を始めても遅くはないと思います。

ただ、それでも「転職活動自体が不安…」「また同じように再休職してしまうのでは…」と不安な場合は、うつ症状専門の就業移行支援を行っている「シゴトライ」や、カウンセリングなど手厚いサポートのある「ネオキャリア」などの転職支援会社にご相談してみてはいかがでしょうか。



転職活動前の準備

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