休職中、会社から頻繁にメール、電話がくるようですと、しっかりと療養することができませんよね。ですので、できれば会社からの連絡をして欲しくないのではないでしょうか。
では、この会社側に連絡を控えてもらようにするにはどうしたらいいのかということですが、以下のようなポイントがあると思います。
産業医に会社側へ意見書を提出してもらう
産業医と休職前に面談をしていますと、その中で「会社側へ、休職中は連絡しないようにしてもらうよう、お願いしてもらえませんか?」と依頼することもできます。
産業医としては、休職中にしっかりと療養してもらうことを優先させるべきですから、意見書の提出を拒むことは基本的にないと思います。
ですので、休職に入る前に産業医と相談しておくことをオススメしたいと思います。
休職前に引き継ぎを入念に行なっておく
休職前、できればしっかりと引き継ぎを行なっておきますと、当然ながら問い合わせも減ると思います。
ですが、これもやはり体調によるわけで、その余力がもうないということもあると思いますので、できる範囲で引き継ぎを行うようにしましょう。
どうしても連絡が必要なら、定期連絡日を設ける
休職中にどうしても連絡が必要ということならば、定期的に「2週間に1度、この日のこの時間帯に引き継ぎ事項などをまとめて話し合う」ということを取り決めするのも手だと思います。
やはり、いつ連絡が来るか分からないということがストレスになると思いますので、このようにあらかじめ取り決めておくと精神的な負荷がある程度は軽減されると思います。
以上です。
もしメンタル疾患で休職・退職を余儀なくされた、その後の転職活動がご不安ということでしたら、うつ症状専門の就業移行支援を行っている「シゴトライ」や、カウンセリングなど手厚いサポートのある「ネオキャリア
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