「いきなり退職」してしまう前にぜひやっていただきたい3つのこと

仕事が大変で、もしくは上司との人間関係に疲れ果ててしまって…「もう辞めてやる!」と思われる方もおられるかもしれません。実際、私も病院で勤務している時に不眠症状の悪化や、上司との人間関係に嫌気が差していきなり「辞めてやる!」となってしまいました。

ただ、産業医をしていて思いますが、この「いきなり退職」はやはり望ましくありません。その理由としては、「働く条件・環境の見直し、調整」によって働き続けることができる可能性があるためです。

今回は、その「いきなり退職」してしまう前にぜひやっていただきたい3つのことについて書いてみたいと思います。

上司、人事へ実情を知ってもらう

産業医をしていて思うことは、上司は意外にも部下が「何がどう辛いのか、大変なのか」というのを把握していないことが結構あるということです。

ですので、まずはその点を上司へ詳細に説明してみましょう。ただ、直属の上司自体がストレスの要因となっていてなかなか相談できない、というケースもあります。その時は上司の上司に相談してもいいと思います。

さらに、上司のマネジメントが上手く機能していない倍は、もう一歩進めて人事に相談するということも手です。こうした「実情を知ってもらい、解決に動いてもらう」という姿勢も重要であると思います。

産業医に相談してみる

もし「最近、眠れていない」「土日、会社のことばかり考えてしまい、あまり休んだ気がしない」「食欲がなく、食事の量も減ってしまった」などなど、気になる症状も見られているケースでは、ぜひ産業医に相談してみましょう。

症状に応じて受診を勧められ、どこに受診したらいいかといった情報提供をしてもらうこともできるかもしれません。あるいは産業医を経由して、人事側に報告を希望する場合はしてもらうこともできます。

退職する前に「一度ぐらい産業医と相談してみよう」と思って欲しい理由

「まずは休職してみる」ことも選択を

やはり体調不良時、特に上手く眠れていないような時は考えが上手くまとまらず、「辞めてやる!」といった衝動的な行動に出やすいと思います。

ですので、まずはしっかりと休職してみて、その上で退職するかどうかを判断してみるのも手です。「重大な決断は、まず体調が快復してから」というのは鉄則ですので、ぜひ「まずは2週間程度でいいので休んでみる」ことをオススメしたいと思います。

以上です。
もしメンタル疾患で休職・退職を余儀なくされた、その後の転職活動がご不安ということでしたら、うつ症状専門の就業移行支援を行っている「シゴトライ」や、カウンセリングなど手厚いサポートのある「ネオキャリア」などの転職支援会社もあります。ご相談されてみてはいかがでしょうか。



退職時の注意点

本日の人気記事