うつ病での療養中に注意したい「アルコール依存症」による肝障害・膵炎

うつ病と診断され、休業に入られた社員さんの中で、実は肝機能の数値が非常に高く危険な状態の方や、急性・慢性膵炎で入院された方がおられました。

診断される前、まだ睡眠薬の処方などがなされていない状態で眠れず、「お酒に頼って眠る」という方が結構おられます。それも大量に飲まないと眠れないということで、結果として肝機能障害、膵炎になってしまったようです。

中でも急性膵炎は非常に危険で、膵臓の分泌する膵液により膵臓自体が溶かされてしまいます。命を落とす可能性もあり、ぜひご注意いただきたい病気です。

大量飲酒をするぐらいでしたら、きちんと心療内科・精神科の受診を行い、睡眠薬を処方してもらうべきであると思います。「ワイン1本を必ず1人で空けてしまう」「ウイスキーをストレートなど、強いお酒を何杯も飲まないと眠れない」など、お心当たりの方がおられましたら、ぜひお近くの心療内科・精神科を受診しましょう。

また、「アルコール依存症」はきちんと治療を行わないとなかなか克服が困難です。特にうつ病など、メンタル疾患を抱えておられますと、「飲まないとやってられない」という状況に陥っているのではないかと思われます。

大量飲酒の結果、肝機能障害、膵炎を起こしている可能性があります。「どうも最近、お腹や背中が痛い」「白目の部分が黄色くなってきた(黄疸)」など、気になる症状がありましたら、ぜひ内科受診も併せてするようにしてください。

なお、こうした療養後、復職をせずに転職を選ばれたということでしたら、うつ症状専門の就業移行支援を行っている「シゴトライ」や、カウンセリングなど手厚いサポートのある「ネオキャリア」などの転職支援会社にご相談しつつ転職活動を進めてみてはいかがでしょうか。



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